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八大龍王弁財天

​(はちだいりゅうおうべんざいてん)

 八つの頭を持つ「蛇」を神様として、毎月八の付く日を卵八つを供えて、お参りをしてきた。商売繁盛(しょうばいはんじょう)、富貴栄達

(ふうきえいたつ)のご利益がある。 

 昔は多摩川に近い池のそばに、小さな祠(ほこら)としてあったが、昭和34年、大熊基晴(おおくまもとはる)、大熊弥助(おおくまやすけ)両氏によってこの地に再建された。

 戦後の復興時、現在の西宮内保育園辺りの「下ノ池(しものいけ)」と呼ばれていた池の埋め立て工事を行っていたところ、現在の社(やしろ)の場所(当時は田んぼ)で大きな蛇(🐍)が死んでいた。これは「下ノ池」主(ぬし)であるところから、埋め立て工事を請負っていた大熊土木の基晴氏と田んぼの持ち主であった弥助氏が協力して、社を再建し主と言われる​蛇を供養して来たと伝わる。現在でも大熊弥助氏の長男昭助(しょうすけ)氏がお榊(さかき)、水、​燈明(とうみょう)を上げ、掃除をして清めてお参りをしている。

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​銘板 (社の裏側にあります。)

龍王弁財天  〒211-0051 神奈川県川崎市中原区宮内2丁目18

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